建方で組み上げられた鉄骨は、仮ボルトと呼ばれるもので締め付けて接合されます。
締め付けは、「一次締め」「本締め」の工程に分けて行わなければいけません。
鋼材を組み合わせてすぐに強く締め込むと、接合部分に遊びがなくなってしまい、締め付け前の箇所にズレが生じてしまうからです。
そのため、まずは「一次締め」により、全体の接合部分を軽く締め付けてから、「本締め」を実施。
仕上げはタッチアップを行い、しっかりと錆び対策をします。
この一連の工程は、鉄骨の強度を長く保ち、建物の安全性をより高めるために必要な作業です。
◆作業の流れ
1.組み上げた鉄骨に、一次締めで適度な強さで締めていきます
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2.建物の状況に応じて、ボルトの本締めを行っていきます
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3.錆び止めを塗っていき、しっかりと対策をします
※塗り漏れがないように、充分確認を行いながら進めていきます。
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